AGBT2015参加記(4): あとがき

他のこまごまとしたトピックとしては、私が生クレイグ=ベンターをはじめて見た話、リニアな参照ゲノムでは限界があるのでグラフ型参照ゲノムを解析できるツールとエコシステムを作ろうという GRC などのグループからの提案、米国の Precision Medicine の宣伝、がんゲノムから分かったがんゲノム進化モデルの複雑さ、など、他の会議でも良く見るタイプの発表が今年は多かったと思います。

AGBTは新しいテクノロジーの発表の場として、技術の進化が続く限りゲノム屋はみんな追いかけていかなくてはならない会議の1つになりました。来年はホテルの老朽化に伴う立て替えの影響で2月10日よりフロリダ州オーランドのJWマリオットホテルで開催されます。みなさんも是非参加してみてはいかがでしょうか。抽選を避けるために採択してもらえそうな良い発表も忘れずに!